ほっこり のち まったり 、ときどき くもり 。 「大きな音が聞こえるか」
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「大きな音が聞こえるか」

先日読んだ本
個人的に今年のベストかもしれないと思ったので書いておこうと思います(*´ω`*)

IMG_20151114_230446.jpg 

以下、自分のAmazonレビューも添えておきます

*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*

個人的には、このままいけばきっと今年のベストになるはずの一冊です。
坂木さんの作品はホリデーシリーズと探偵シリーズを読みました。
wikiによると作品の傾向は「主人公の成長」と「日常の謎」ということですが、
個人的にミステリものよりは成長もののほうが好みです。
他の作品もそうですが、主人公目線で語られる文体はとても読みやすく感情移入しやすく、
場面もイメージしやすいです。
この作品ではその点がさらに際立っており、とにかく物語に深く入り込むことができました。
常に350ページ前後の小説を好んで読んでいる者としては、500ページあると長編だなあと感じます。
この本を手に取ったとき、これは相当な長編だ!と思いました。
でも読み始めると信じられないぐらい時間を忘れて先へ先へとページを捲り、
ほぼ一日で完読してしまいました。
むしろ残りページがどんどん少なくなる現実がただただ惜しいくらいでした。
簡単に言ってしまえば、そこそこよくいるタイプの無気力気味な少年が
ひょんなことから海外でいろいろなできごとを経験して成長し、
帰国してみたら大きく価値観が変わっていましたよ、というストーリーです(笑)。
王道中の王道でしょう。でも、王道であることの安心感・安定感・壮大さがそこにはあります。
しかも物語ですから、物語ならではの都合の良い展開が多々見受けられます。それでも夢中になって読みました。
こんなに都合良く行っていいのかと訝しんで普通なような展開にも、「よっしゃ!」「よかったなあ」と熱くなる。
全編を通して、とにかく随所に胸が熱くなる場面がちりばめられています。ここのこの台詞が、とか、
特にこの場面が、というものではなく、本当に随所です。
中盤以降はほとんど涙ぐみながら最後まで読んでいた気がします。
バイトに励む場面、船上の場面、波に乗る場面など、本当に泳の瞳に映る風景をそのまま自分が見ていると感じるぐらい臨場感がありました。
泳が聴く言葉も音も、そのまま自分が聴いているようにリアルです。ここまで情景を思い描きやすいと感じた物語は初めてかもしれません。
私はアラフォーむしろオーバーフォーティー世代(笑)ですが、ぜひいろいろな世代の方に読んでいただきたいと思いました。
きっとこの先の自分の人生においても、大切な一冊になっていくと感じています。

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[ 2015/11/14 ] 本のこと* | TB(-) | CM(-)







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